愛車を磨いても理想の輝きにならない原因、それは洗車で落ちない「鉄粉」と「下地処理の甘さ」にあります。
プロのような鏡面仕上げを叶える明確な答えは、目に見えない異物を根こそぎ除去し、デリケートな箇所をマスキングで死守すること。
この「磨く前」の準備こそが、仕上がりの8割を決めると言っても過言ではありません。
この記事を今読むことで、磨き作業中に鉄粉を引きずって深い傷をつけてしまう最悪の事態を防ぎ、新車以上の透明感を引き出す最短ルートを習得できます。
下地を完璧に整える技術を学べば、ポリッシャーの効率が劇的に上がり、失敗のリスクを最小限に抑えながら、ボディが「ツルツル」に変わる感動を味わえるはずです。
具体的には、鉄粉除去剤と粘土を併用した「究極の下地作り3ステップ」をはじめ、ゴムや樹脂を守り塗装の削りすぎを防ぐ「プロ直伝のマスキング術」まで、
成功に不可欠な準備のすべてを具体的に詳しく予告・解説します。
3-1.鉄粉・汚れ除去とボディ下地処理の方法
「洗車したから大丈夫」と思っていませんか?
それは大間違いです!
通常のシャンプー洗車で落ちるのは、ホコリや泥といった大きな汚れだけ。
ボディに突き刺さっている「鉄粉」や、水垢、古いワックスの残りといった微細な付着物は、その
まま残っています。
これが、磨きをかけたときに「磨きキズ」の原因になる最大の要因です。
愛車を完璧に輝かせるための第一歩、それは「鉄粉・汚れ除去」と「ボディ下地処理」です。
このステップを完璧にこなせば、プロのような鏡面仕上げがあなたのものに。
ボディを美しく輝かせたいのに思うような仕上がりにならない…その原因は、肉眼では見えない
「鉄粉」や頑固な汚れかもしれません。
目に見えない鉄粉や微細な汚れをしっかりと除去することで、磨きの効果を最大限に引き出しま
す。
まず、鉄粉除去剤を使って車のボディ全体にスプレーし、数分間放置した後、優しく洗い流すか、
ケミカル粘土で鉄粉を除去します。
その後、丁寧な洗車を行い、表面に残った汚れを完全に取り除きましょう。
プロが必ず行うこの下地処理こそが、鏡面仕上げへの最短ルートです。
◆鉄粉と汚れを根こそぎ除去する手順(ボディを触ってツルツルに!)
鉄粉はブレーキダストや環境中の金属粒子が付着したもので、放置すると塗装面を腐食させる
厄介者です。
これを除去せずに磨くと、この硬い粒子が研磨材となって愛車に傷をつける原因になります。
手順1:ケミカルで分解・浮かす(鉄粉除去剤):
★初心者の方は、ボディとホイル共用の物をお勧めします。★
使い方は次の動画をご参考にしてください。
まず中性カーシャンプンで全体を洗浄後、鉄粉除去剤をスプレーして数分放置。
鉄粉が紫色に反応したら柔らかいスポンジで優しくこすり流します。
手順2:粘土(クレイ)で物理的に絡め取る:
詳しい使い方はこの動画を参考にしてください。
除去剤で除去できなかった頑固な鉄粉や、その他の異物を、水を流しながら「鉄粉除
去粘土(クレイ)」を使って優しく撫でるように除去します。
この時、力を入れすぎると粘土に絡め取った鉄粉でボディに傷が入ります。
必ず水をたっぷり流しながら、優しく滑らせるように行ってください。
手順3:水垢・油膜の徹底除去
シャンプーや粘土で落ちない水垢や油分は、コンパウンドをかけやすくするため
に、専用のクリーナーや脱脂シャンプーで徹底的に除去し、ボディを最高の「素
肌」の状態にします。
作業後のボディを触ってみてください。
ザラつきが一切なくなり、まるでガラスのような「ツルツル」の手触りになってい
るはずです。
この手触りこそが、最高の鏡面仕上げを生む「完璧な下地」が完成した証拠です!
鉄粉が残るだけで光沢が散るので、丁寧にやればポリッシャーでの作業効率が上が
り、愛車が新車以上の輝きを取り戻せます。
◆下地処理が仕上がりを決める理由
プロの美しい仕上がりと素人の仕上がりの差は、この下地処理にあると言っても過言ではあり
ません。
正しい下地処理を行うことで、研磨効率が格段に向上し、より少ない労力で驚くほど透明感の
ある仕上がりが実現します。
3-2.マスキングテープで守るべき箇所と貼り方のコツ
「磨き」の作業は、高速で回転するポリッシャーを使います。
これは車を美しくする強力なツールである反面、マスキング作業を怠ると、塗装以外のパーツを一
瞬で修復困難なダメージを招くことにもなります。
プロの仕上がりとDIYの大きな差は、この「マスキング」にあると言っても過言ではありません。
◆マスキングが仕上がりの美しさを左右する理由
丁寧なマスキングは単に部品を保護するだけでなく、メリハリのある美しい仕上がりの秘訣で
す。
境界線がシャープになり、プロ仕様の仕上がりが実現します。
《プロ直伝のマスキングテクニック》
・適切な幅の選択:細部には6mm、広い範囲には18~24mm幅のテープを使い分ける
・曲線部分の貼り方:少しずつテープを貼り進め、シワを寄せながら曲線に沿わせる
・ゴム部分の保護:テープだけでなく、マスキングペーパーを併用して広範囲を保護
・角やラインは「重ね貼り」で保護力をアップ:
塗装が薄いプレスラインやエッジ部分は、テープを貼ることで、ポリッ
シャーが滑っても塗装面を削りすぎないようクッションの役割を持たせ
ます。
・隙間は「細切りテープ」で丁寧に埋める:
エンブレムの細かな隙間などは、マスキングテープを細く切って押し込
むように貼り付けると、コンパウンドの侵入を防げます。
◆磨き傷から死守すべき!守るべきデリケートな箇所
ポリッシャーの熱と回転から、次のパーツを必ず守りましょう。
・ドアやトランクのゴムモール:研磨剤が付着すると白化の原因に
・未塗装の樹脂パーツ:グリル、ドアハンドル周り、ウィンドウモールなど
・エンブレムやバッジ周辺:研磨剤が溜まりやすく、エンブレムの縁を傷める原因に
・塗装の切れ目や段差:コンパウンドが入り込むと除去困難に
・プレスライン(山折り部分)やエッジ部分(角):
塗装が薄いため、すぐに下地が出てしまい「磨きすぎによる失敗」が
最も起こりやすい場所です。
角は厚めにマスキングを施し、絶対にポリッシャーが当たらないよう
にしましょう。
この地味な作業こそが、仕上がりのクオリティと、あなたの愛車を守
るための「決して省略できない核心部分」です。
面倒だと思わず、完璧を目指しましょう!

次のステップへ:
下地が整ったら、ついにポリッシャーを握ります。
次のセクションでは、いよいよ誰もが知りたい「ポリッシャーの正しい使い方を、
解説します。
次回は、
「ポリッシャー車磨きが初心者におすすめな理由と基本知識【ポリッシャーの正しい使い方と仕上げ編】」をご紹介します。


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