「愛車の小傷や水垢を消して、新車のような輝きを取り戻したい…でも、ポリッシャーやコンパウ
ンドって種類が多すぎて、何から揃えればいいか分からない」そう悩んでいませんか?
実は、プロ級の仕上がりは高価な道具一式を揃えなくても手に入ります。
成功の鍵は、初心者でも失敗しない「必要最低限の5つの道具」を正しく選ぶことにあります。
この記事を最後まで読めば、あなたはもう二度と道具選びで迷うことはありません。
無駄な出費をゼロにし、愛車を傷つけるリスクなく、見違えるほどの艶と輝きをその手で実現で
きます。
洗車のたびに満足感で思わず笑みがこぼれる、そんなカーライフがあなたを待っています。
この記事では、
・初心者が揃えるべき基本道具セット(ポリッシャー、テープ等)の具体的な選び方から、
・磨きの心臓部であるコンパウンド(水性/油脂系)とバフ(ウール/スポンジ)の種類別特徴、
・そして最も重要な「傷の状態」と「目的」に応じた“失敗しない最強の組み合わせ”まで、
プロのノウハウを余すことなく徹底解説します。
2-1.ボディ磨きに使う道具・ツールとその選び方
愛車を美しく蘇らせるポリッシャー作業。
その成功の鍵は、適切な道具の選択にあります。
プロ顔負けの仕上がりを実現するための必須アイテムとその選び方をご紹介します。
《基本の道具セット》
①ポリッシャー本体
・初心者向け:振動が少なく扱いやすいダブルアクション、もしくはサンダポリッシャーを選ぶこ
と。
電源コードの長さや、持ちやすさ(重量)も重要です。
・安定した作業のために:回転数が調整でき、グリップが握りやすく、重量バランスに優れたモデ
ルを選びましょう。
・予算目安:8,000円~20,000円
(高額なほど振動制御や耐久性に優れていますが、価格はこれより高くなります)
※特に初心者の方には費用対効果(コスパ)を考えるとサンダポリッシャー(京セラRSE-1250:¥10,000
程度)をお勧めします。
②マスキングテープ (参考品:3M マスキングテープ 243J Plus 18mm×18M)
・選び方のポイント:剥がしやすく糊残りの少ない自動車用を選ぶ。
・幅のバリエーション:5mm~50mmまで数種類用意すると細かい部分から広い範囲まで対応可能
・用途:プラスチックパーツやゴムモールなど磨きたくない部分を保護するために必須。
ヘッドライトや樹脂パーツを守ることで安心して作業できます。
③クリーニングクロス (参考品:ASTA洗車タオル)
・素材選び:マイクロファイバー製で吸水性・拭き取り性に優れたもの
・枚数:最低でも3~5枚(汚れ拭き取り用、コンパウンド拭き取り用、仕上げ用に分ける)
・洗濯方法:柔軟剤は使わず、専用洗剤で他の衣類と分けて洗濯を
※動画のようにクロスを滑らせるだけで水滴がす~っとキレイにふき取れるほどの優れた吸水性が理想で
す。
④洗車用品 (参考品:B.BARON)
・カーシャンプー:pH中性でワックス成分などを含まないタイプ (スノーシャンプー ミットセッ
ト)
・スポンジ/ウォッシュミット:傷をつけにくい高密度タイプ
・水滴除去用クロス:拭き跡が残りにくい合成セーム革など
「一つ一つ集めるのは面倒だ!」と思われる方はこんなのもあります。
⑤安全対策グッズ
・保護メガネ:目を研磨剤から守るために必須
・マスク:微粒子の吸引防止用
・ニトリル手袋:肌の保護と指紋付着防止に
※ポイントは「必要最低限を正しく選ぶ」ことで、高価なプロ用フルセットは不要です。
初心者はポリッシャー+バフ+コンパウンド+クロス+テープの5点を揃えれば十分にスタートできま
す。
《上級者向け追加ツール》
①塗装膜厚計 (BOYA塗装膜厚計 G923)
・磨きすぎを防ぐための必須アイテム
・5,000円~30,000円程度で入手可能
②LEDライト
・磨き残しや磨き傷を正確に確認できる
・理想は自然光に近い5000K~5500Kの色温度
③電動クリーナー・ブロワー
・コンパウンドの飛び散りや粉塵の清掃に
・車内用コードレスタイプが便利
プロの仕上がりを目指すなら、基本セットにこだわりを持って投資する価値があります。
特にポリッシャー本体とクリーニングクロスは妥協せず、品質の高いものを選びましょう。
初期投資が少し高くても、長期的には愛車の美しさを保つための賢明な選択となります。
2-2.コンパウンド・バフ・スポンジバフの種類と目的別おすすめ
「コンパウンドとバフの組み合わせ次第で仕上がりが変わる」といっても過言ではありません。
磨き作業の成功を左右する最重要アイテムが「コンパウンド」と「バフ」です。
また、ポリッシャーの力を引き出すのも、バフとコンパウンドの「組み合わせ」です。
この組み合わせを間違えると、効果が半減したり、逆に塗装を傷つけたりしてしまいますが、
これらを正しく組み合わせることで、傷の深さや目的に応じた最適な効率の良い磨き効果が得られ
ます。
ここでは、あなたの愛車の「状態」と「目的」に合わせた初心者でも失敗しない最適な選び方をマ
スターしましょう。
《コンパウンド主要4タイプの成分詳細》
1.油脂系コンパウンド
昔からの定番タイプで、シリコンやワックス成分が含まれています。
・メリット:滑りが良く、初心者でも扱いやすいです。
磨きながら同時に艶が出るため、見た目がすぐに綺麗になります。
・デメリット:油分でキズを「埋めて」隠してしまう性質があります。
コーティング前などに「脱脂」をすると、隠れていたキズが再び現れる(戻
りキズ)ことがあります。
2.溶剤系コンパウンド
石油系溶剤(シンナーに近い成分)が含まれているタイプです。
・メリット:研磨剤の粒を溶剤がサポートするため、硬い塗装や深いキズを効率よく削り取
ることができます。
・デメリット:溶剤が塗装をはじめ、プラスチックやゴムモールに付着すると、白濁や劣化
の原因になります。
また、環境や人体への影響も懸念されます。
3.水性コンパウンド
油分や溶剤をほぼ含まない、プロ向けのタイプです。
(特に研磨熱の発生しにくいポリッシャーに最適です)
・メリット:思った通りに反応してくれる研磨力で、キズを隠しません。
磨き終わった状態が「真の仕上がり」であるため、コーティングの密着性を高
める下地処理に最適です。
・デメリット:液剤が乾きやすく、バフ(磨くスポンジ)に絡みつきやすいです。
シングルポリッシャーでの研磨は熱を持ちやすいため、ポリッシャーの操作
に慣れが必要です。
※Riverail製品の推奨コンパウンド:
「ダブルアクションポリッシャー用水性コンパウンド:TAKUMI OPS PROシリーズ」
4.水溶性コンパウンド
(シングル・ギアアクションポリッシャーで低速での使用に適しています)
水性の弱点を改良し、水に溶ける性質を持たせたタイプです。
・メリット:水性と同様にキズを隠さず、かつ水性よりも伸びが良いため扱いやすいのが特
徴です。
粉塵(コンパウンドの粉)が出にくく、作業後の清掃も楽です。
・デメリット:油脂系に比べると「潤滑性」は劣るため、強く押し当てすぎると摩擦熱で塗
装を傷めるリスクがあります。
※Riverail製品の推奨コンパウンド:
「シングルアクションポリッシャー用水溶性コンパウンド:RV-G Polishシリーズ」
《コンパウンド主要4タイプの成分別選び方のポイント》
・DIYで手軽に綺麗に見せたい場合:小キズを埋めて艶を出してくれるので、油脂系がおすすめで
す。
・本格的なガラスコーティングの下地作りをする場合:
油分が残っているとコーティングが剥がれやすくなるので、油分をほとんど含まない水性または
水溶性が必須です。
・古い車の頑固な水垢を落としたい場合:溶剤系が含まれる強力なタイプが効率的です。
《補足》
最近の製品は「低飛散」「ノンシリコン・ノンワックス(水溶性)」と記載されているものが増えて
います。
プロの現場では、仕上がりのごまかしが効かない水溶性が最も信頼されています。
《コンパウンドの粒子別種類と選び方》
傷消しには粗目~細目(10~15μm前後)、つや出しや鏡面仕上げには極細目~超微粒子(1μm以下~数μm)の研磨粒子を使い分けるのが基本です。
ただし、コンパウンドの番手と粒径の関係はメーカーや製品によって異なり、統一された規格はあ
りません。
あくまで目安として、以下の表を参考にしてください。
正確な粒径は、使用するコンパウンドの製品仕様を確認することが重要です。
◆作業目的別:
①傷消し・下地処理
・粒子の粗さ:中目~細目
・粒径の目安:5~15μm前後
・主な用途:洗車傷、浅い擦り傷、肌調整
②つや出し・鏡面仕上げ
・粒子の粗さ:極細目~超微粒子
・粒径の目安:1μm未満~2μm
・主な用途:バフ目消し、鏡面仕上げ、曇り除去
《各粒子別コンパウンドの特徴と「TAKUMI OPS PROシリーズ」での推奨コンパウンド》
1.中目(切れ味重視タイプ)
・特徴:研磨力が強く、深い傷や酸化した塗装に効果的
・使用シーン:深い洗車傷、長年放置された車、白ボケが目立つ塗装
・初心者向け度:★★
・注意点:過度な使用は塗装を薄くするリスクあり
・おすすめ製品:
「TAKUMI OPS PROシリーズ」:Hard Clear
2.細目・極細目(バランスタイプ)
・特徴:適度な研磨力と艶出し効果を両立
・使用シーン:軽~中程度の磨き傷や小傷の除去
・初心者向け度:★★★★★(最もおすすめ)
・おすすめ製品:
「TAKUMI OPS PROシリーズ」:F cut、M cut、PF cut
3.微粒子・超微粒子(仕上げ・鏡面タイプ)
・特徴:研磨力は弱いが、鏡面仕上げに最適
・使用シーン:艶出し仕上げ、微細な傷の除去
・初心者向け度:★★★★
・おすすめ製品
「TAKUMI OPS PROシリーズ」:S cut、G cut
《バフ・スポンジバフの種類と選び方》
1.ウールバフ(毛先短:研磨力大、毛先長:研磨力弱)
・特徴:高い研磨力と熱の分散性
・毛の長さ:短目、長目
・適した作業:重度の傷修正、初期研磨
・初心者向け度:★★(慣れが必要)
・おすすめ製品
「TAKUMI OPS PROシリーズ」:W-125
2.スポンジバフ(硬さ:ハード)
・特徴:安定した研磨力と扱いやすさ
・適した作業:中程度の傷修正
・初心者向け度:★★★★
3.スポンジバフ(硬さ:ミディアム)
・特徴:バランスの取れた研磨力と仕上がり
・適した作業:軽度の傷修正からポリッシング
・初心者向け度:★★★★
4.スポンジバフ(硬さ:ソフト)
・特徴:優しい研磨力と高い艶出し効果
・適した作業:仕上げ磨き、ワックス塗布
・初心者向け度:★★★★★
・おすすめ製品
「TAKUMI OPS PROシリーズ」:S-12520
《目的別おすすめ組み合わせ》
◆深い傷の除去(上級者向け)
・初期研磨:粗目、もしくは細目コンパウンド+ウールバフ
・中間研磨:極細目コンパウンド+ミディアムスポンジバフ
・鏡面仕上げ:超微粒子コンパウンド + ソフトスポンジバフ
◆日常的な小傷・磨き傷除去(初心者向け)
・初期研磨:細目、もしくは極細目コンパウンド+ウールバフ
・中間研磨:極細目コンパウンド+ミディアムスポンジバフ
・鏡面仕上げ:超微粒子コンパウンド + ソフトスポンジバフ
◆新車の艶出し・メンテナンス(超初心者向け)
・極細目、もしくは超微粒子コンパウンド+ミディアム、もしくはソフトスポンジバフ
《「TAKUMI OPS PROシリーズ」での参考組み合わせ》
◆深い傷の除去:Hard ClearもしくはF cut+ウールバフW-125
◆日常的な小傷・磨き傷除去:M cutもしくはPF cut+ウールバフW-125
◆新車の艶出し・メンテナンス:
S cut+ウールバフW-125→スポンジバフS-12520もしくはG cut+スポンジバフS-12520
初心者の方は、まず「細目、もしくは極細目コンパウンド + ミディアムスポンジバフ」の組み合わせから始めるのがおすすめです。
この組み合わせなら失敗のリスクを最小限に抑えながら、驚くほどの仕上がりを実現できます。
コンパウンドとバフの選び方一つで、あなたの愛車は見違えるように生まれ変わります。
最初は少し投資が必要ですが、洗車のたびに感じる満足感は比べものになりません。

次のステップへ:
必要な道具が揃ったら、いよいよ車磨き本番です。
しかし、その前に車の表面を「磨ける状態」に整えることが重要。
次のセクションでは、磨き効果を最大限に引き出すための事前準備、マスキングの
極意を解説します。
次回は、
「ポリッシャー車磨きが初心者におすすめな理由と基本知識【下地処理とマスキング編】」をご紹介します。


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