バフ傷を防ぐためのポイント(その3)

抑熱研磨 ポリッシャー
サンダポリッシャーでの磨き
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ポリッシャーの回転数と圧力を調整する

    バフ傷を防ぐためには、ポリッシャーの回転数と圧力を適切に調整することが重要です。

    ポリッシャーは車のボディや他の表面を磨く際に使用される道具であり、回転数と圧力を調整す

    ることで作業効率と仕上がり品質を向上させることができます。

●ポリッシャーの回転数について

    まず、回転数についてですが、ポリッシャーの回転数が高すぎると、磨く際に出る摩擦熱(研磨

    熱)の発生により塗装が柔らかくなって磨き作業が荒くなり、バフ傷が発生しやすくなります。

    一般的には、シングルポリッシャーならば回転数を低めに設定するか、研磨熱の出にくいダブル

    アクションポリッシャーなどを使用することで、磨き作業をより丁寧に行うことができます。

    また、素材によっても適切な回転数は異なるため、磨く対象の素材に合わせて回転数を調整しま

    しょう。

●加圧について

    次に、かける圧力についてですが、ポリッシャーの圧力が強すぎる場合も研磨熱が発生しやすく

    なって塗装が柔らかくなり、磨き作業中に表面に傷がつく可能性があります。

    圧力をかけすぎないようにするためには、ポリッシャーの自重を利用することがポイントです。

    ポリッシャーを軽く手に持ち、ポリッシャーの自重をかけるだけで十分な圧力をかけることがで

    きます。

    また、磨く対象の素材によっても適切な圧力は異なるため、素材に合わせて圧力を調整しましょ

    う。

    仕上げの段階では、上の写真左端のように最初は前工程の磨き傷を消すために圧をかけ、仕上が

    るにつれて写真中⇒写真右端のように徐々に力を抜きながら仕上げていきます。

    以上の通り、ポリッシャーの回転数と圧力を適切に調整することで、バフ傷を防ぐことができま

    す。

    磨き作業を丁寧に行い、素材に合わせた回転数と圧力を設定しましょう。

    また、磨き作業前には必ずポリッシャーの使い方や注意点を確認し、安全に作業を行いましょ

    う。

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