バフ傷（磨き傷）とは？

バフ傷とは、ポリッシャーやコンパウンド、バフを使って車を磨いた際に生じる摩擦によって生じる微細な渦巻き模様や回転傷のことを指します。

　　　これは、磨きにより車の塗装面を削ることで生じます。

　　　特に、硬めのバフや粗目コンパウンドを使用した場合に発生しやすく、作業が不適切に行われる
　　　と、バフ傷は目立つものになることもあります。

　　　バフ傷は日光や強い照明下で見ると、車体に細かなスクラッチやスワールマーク（渦巻き様の傷）
　　　のように見えます。

　　　これらは磨くことで塗装面が平滑でなくなるため、光が乱反射して目立つようになるのです。

　　　また、これらの傷は特に黒や濃い色の車体によく目立ちます。

　　　バフ傷を防ぐためには、磨く前の下処理や、正しい研磨技術と適切な研磨材などの選択が重要とな
　　　ります。

　　　経験と技術を持ったプロフェッショナルに任せるか、自身で行う場合は十分な知識と練習が必要で
　　　す。

　　　また、磨き後はコート剤などを塗装面に塗り保護することで、新たな傷から車を守ることができま
　　　す。

　　　次回より、「その原因と予防法」「バフ傷を防ぐためのポイント」について詳しくご紹介していき
　　　ますね。